ちょっと話を聞いてほしい。
友人の一人——仮にタケシと呼ぼう——は、仕事の後に「たった一杯」だけ飲むと言っていた。毎日だ。問題ないだろう?
そこで私は、その「一杯」が何かを聞いた。
するとタケシは、パイントグラスにジントニックを注いでいた。それもたっぷりと。まるで「ジンがトニックに部屋の反対側から手を振っている」ような感じだ。計算してみた。タケシの「一杯」は実は4 UK単位のアルコールだった。毎日だ。
タケシは一杯飲んでいたわけではない。毎晩ジンのストレート4杯分を飲んでいたのだ。ただ知らなかっただけだ。
そしてタケシだけではない。
アルコール計算の大問題
ほとんどの人は飲酒量を間違った方法で数えている。「単位」ではなく「杯数」で数えているのだ。しかし「一杯」は無意味だ——125mlのワインも250mlも「一杯」だ。ビールは4%も8%もある。カクテルはショット1杯のものも3杯のものもある。
これが残酷な真実だ:
| 飲んだと思っているもの | 実際に飲んだもの |
|---|---|
| 「夕食に赤ワイン一杯」 | 2.6単位(250ml、13%) |
| 「仲間とビール数杯」 | 6単位(2×500ml、5%ラガー) |
| 「カクテル一杯だけ」 | 3~4単位(バーテンダーの手加減次第) |
| 「寝酒の小さなウイスキー」 | 1単位(これは合ってる——でも誰も「小さな」寝酒なんて注がない) |
アルコール1単位は純エタノール10mlだ。現実的にはおおよそ:
- 標準ビール(3.6%)のハーフパイント
- スピリッツのシングル(25ml)
- 標準的なワイングラス半分(175ml、12%)
厚生労働省のガイドラインでは、週に14単位以下、少なくとも3日に分散することが推奨されている。中くらいのワイングラス6杯かビール6杯程度だ。合理的に聞こえるが、金曜の夜の飲み会でデザートが来る前にその半分が消えることに気づくまでは。

「ちょっとした」飲酒がすぐ積み重なる理由
「そんなに飲まない」人の典型的な一週間:
- 月曜:夕食にワイン一杯 — 2.6単位
- 水曜:サッカー後にビール — 3単位
- 金曜:居酒屋でビール3杯 — 9単位
- 土曜:家でワイン2杯 — 5単位
合計19.6単位。すでにガイドラインを40%超過。しかもこの人は一度も酔っていない。「無責任な」ことは何もしていない。ただ…いつの間にか制限を超えている。
これを研究者はクリーピング・ノーマリティ(忍び寄る正常化)と呼ぶ。週ごと、月ごとに気づかない小さな増加。体重増加のように——鏡では変化が見えないが、ある日ジーンズのボタンが閉まらなくなる。
誰も語らない単位問題
問題はこうだ:単位が何かを知っていても、実生活で推定するのはほぼ不可能だ。
どのバーも正確に125mlのワインを注がない。ホームパーティーで「気前のいい」友人はスピリッツを計量しない。あなたの好きなクラフトIPA?おそらく6.5%で、単位システムが1980年代に設計された基準の3.6%ではない。
単位システムは標準的なパブの計量と弱いラガーの世界のために作られた。トリプルホップDIPA、14%のジンファンデル、レシートより長い材料リストのカクテルの世界ではない。
ではどうすればいい?もう二度と飲まない?洞窟に住む?
いや。実際に飲んでいるものを記録すればいい——単位計算をしてくれるツールを使って。
より賢い記録方法
これこそがSoberyaを開発した理由だ——飲み物を実際の単位に変換し、時間の経過とともに記録し、自分では決して気づかないパターンを表示するアルコールトラッカーだ。
機能は以下の通り:
- 種類と量で飲み物を記録、「3杯飲んだ」だけではない
- 単位、カロリー、使ったお金を追跡——先月クラフトビールに¥15,000使ったのを見ると響きが違う
- 週間トレンドを表示して、飲酒量がいつ増えているかを発見
- ストリークと目標——禁酒月間や減量中なら、継続をサポート
ワインをボトルに戻してくれるか?いや。でも気づかせてくれる。そして気づきが戦いの半分だ。
残りの半分は意志の力。それはコード化できない。すまない。

結論
「たった一杯」は私たちが自分につく最大の嘘だ。不誠実だからではなく——一杯が何を意味するのか、もはや本当にわからないからだ。
計測を始めよう。記録を始めよう。そして表計算ソフトや電卓なしでそれをやりたいなら、そのためのアプリがある。
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